【超能力】相手に信じ込ませるコールドリーディング
超能力者が衝撃の種明かしをした本をレビュー。
こころのウイルスという本を以前紹介し、筆者が催眠術師として弟の苦手なものを克服させた話を書いた。
【Notion】記事を集めたらノウハウの質がえげつないことになった
人間の心理には特有の癖があり、考え方は変えることができる。この心理学自体はNLPと呼ばれており、関連書籍が多数存在するがそれはまた別のお話。
行動経済学は心理学と経済学、特にマーケティングを結び付けて、消費者の行動や心理を分析している。詳細は下記の記事を参照。
【人は悪魔に熱狂する】なぜ本音を言うホリエモンの本は売れるのか
そして最も神秘的な領域が超能力や占いと呼ばれるオカルトの世界観である。
現在においても超能力や占いの世界が魅力的で、人を魅了させる。
筆者はあまり占いは信じていないものの、コンテンツとして楽しいものだし、実際占いをやっていると自分の行動が変わることで結果そのとおりになったりするので、好きな方である(結局信じている?)。
今回紹介するのは、かつてイギリスやアメリカで有名な超能力者として名を馳せたイアン=ローランドが自身のテクニックを明かしてしまった本、「コールド・リーディング」を紹介したい。
イアン=ローランドによれば、自身がタロット占いやマジックを行う中で最も効果があったのは、自己催眠だという。
相手を信じ込ませる前に、自身を信じ込ませる必要があるという。
マインド=スクリプトと呼ばれ、誰かを会う前にかならず唱えるおまじないのようなものである。
単純な例は下記である。
デートする時はこうらしい。
営業のスキルとしても重要だ。顧客に訪問する前に事前にマインドスクリプトを唱えることで、成果が向上した例もある。
次は相手に信じ込ませる上で有用なトリックの数々を紹介しよう。
バーナム効果とは、大多数の人が「自分のこと」と思う一般的な事柄を述べる方法である。
誰もが一般的に感じたことがあるような予言を行うことで、共感を呼び起こす方法である。2-3個言って相手のうなずきを得られれば、そのコメントの深堀りをすれば良い。
統計的に証明されているあるあるを言う方法。
一つでもうなずきを得られれば、そのエピソードを詳しく相手に話してもらう。相手が話しているのに、相手は予言されたように感じてしまう。
他にもこの本には実際にタロット占いをやった場合のデモンストレーションや相手の否定を利用して信じ込ませる方法、預言者っぽい身振り手振りのしかたなど興味深い内容が盛りだくさん。
信じるか信じないかは、あなた次第ですが。
おすすめデザイン本。ずっと使えるデザインのコツがびっしり。自分もよく利用してます。
ヤフーZOZO買収に至るまでの株価をかつてのプレミア経済本【相場は生きている】の陽線三本型連動で説明します。予測つき。
マーケットにおいてはしばしばゲームチェンジが起こる。昨日まで競争していた奴らは、統合してラグビー宜しくノーサイドとなった。インテルに生き残り方を学ぼう。